P 西福寺

 龍宝山と号す浄土真宗本願寺派のお寺です。加賀城主前田利家の弟の利政が関ヶ原の役後に出家して開基したと伝えられます。山門は江戸時代中期のものです。

 堂内の山額「龍宝山」は松平定信筆。当寺出身の前田慧雲(えうん昭和5年(1930)没)は仏教学者であり、三重県での文学博士第1号となり、竜谷大学、東洋大学の各学長、東京大学の講師をつとめました。

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西福寺の東北角の十字路に大正天皇即位を記念して地元の青年会が建立した道標が残っています。
江場、安永、小泉への方向を示しています。傍らの傘石が頭部に乗っていたものと思われます。